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【Cisco Systems】Cisco 8000 シリーズルーター 第2世代 モデルとライセンス

はじめに

2025年6月より、8000シリーズの第2世代(G2)に位置付けられる、Cisco 8000 Series Secure Routerが順次リリースされています。8200のファンレスモデルから10G SFP+に対応するなど、昨今のWAN接続に求められる高速化の需要に適う製品群が展開されています。

弊社でもマイグレーションに向けた複数の検証や試験のご用命を頂戴しており、これからのデファクトスタンダードなルーター製品となると感じています。

今回の記事では、基本的な情報として製品モデルやライセンスについてお送りさせて頂きます。

【モデル展開】Small Branch

この記事の執筆時点(2026年2月2日)では、以下の4モデルがラインナップされています。

C8130-G2

C8130-G2 Front View

C8140-G2

C8140-G2 Front View

C8151-G2

C8151-G2 Front View

C8161-G2

C8161-G2 Front View

各モデルについて、選定へ大きく影響する特徴をまとめました。

ModelC8130-G2C8140-G2C8151-G2C8161-G2
WAN Ports1x 1GE RJ-45,
1x 1GE RJ-45/SFP Combo
2x 1GE RJ-45/SFP combo2x 1GE RJ-45/SFP combo2x 1GE RJ-45/SFP combo
Flex Ports2x 1GE RJ-452x 1GE RJ-452x 1GE RJ-452x 1GE RJ-45
LAN Ports2x 1GE RJ-456x 1GE RJ-456x 1GE RJ-456x 1GE RJ-45
(4PoE/2PoE+)
Cellular Slotn/an/a1x PIM1x PIM
DRAM4GB RAM4GB RAM8GB RAM8GB RAM
Throughput
Forwarding (512B)
1.9 Gbps5.6 Gbps5.6 Gbps5.6 Gbps
Throughput
IPsec (512B)
1.5 Gbps1.5 Gbps1.5 Gbps1.5 Gbps
Throughput
SD-WAN (512B)
n/an/a900 Mbps900 Mbps
Throughput
Threat protection
(EMIX)
n/an/a1 Gbps1 Gbps
IPv4 経路数280K280K500K500K
IPv6 経路数260K260K500K500K
NAT セッション数100K100K100K100K
VRF1K1K4K4K
IPsec Tunnel100100100100

留意点として、IOS-XEの対応バージョンが17.18.1以降となっています。この記事の執筆時点(2026年2月2日)では最新が17.18.2(ED)のため、Suggestedとマークされた安定リリースで導入することができません。17.18.xは次期のSuggested Releaseとなる想定されていますが、現用環境などへの導入には十分な事前検証を実施頂くことを推奨いたします。

【モデル展開】Medium Branch

この記事の執筆時点(2026年2月2日)では、以下の4モデルがラインナップされています。

C8231-G2

C8231-G2 Front View

C8235-G2

C8235-G2 Front View

C8231-E-G2/C8235-E-G2

C8131-E-G2/C8135-E-G2 Front View

各モデルについて、選定へ大きく影響する特徴をまとめました。

ModelC8231-G2C8235-G2C8231-E-G2C8235-E-G2
WAN Ports2 x 10G SFP/SFP+
2 x 2.5G mGig RJ-45 (1x PoE+)
2 x 10G SFP/SFP+
2 x 2.5G mGig RJ-45 (2x UPoE+)
2 x 10G SFP/SFP+
2 x 2.5G mGig RJ-45 (2x UPoE+)
2 x 10G SFP/SFP+
2 x 2.5G mGig RJ-45 (2x UPoE+)
Flex Ports2 x 2.5G mGig RJ-452 x 2.5G mGig RJ-45 (2x PoE+)n/a
(NIM Slotで対応)
n/a
(NIM Slotで対応)
LAN Ports2x 1GE RJ-454 x 2.5G mGig RJ-45n/a
(NIM Slotで対応)
n/a
(NIM Slotで対応)
OOB Mgmt1x RJ-451x RJ-451x RJ-451x RJ-45
Expansion Slotsn/an/a1x NIM1x NIM
Cellular Slotn/a1x PIM1x PIM1x PIM
DRAM8GB RAM16GB RAM8GB RAM16GB RAM
Throughput
Forwarding (512B)
19 Gbps19 Gbps19 Gbps19 Gbps
Throughput
IPsec (512B)
5 Gbps5 Gbps5 Gbps5 Gbps
Throughput
SD-WAN (512B)
4 Gbps4 Gbps4 Gbps4 Gbps
Throughput
Threat protection
(EMIX)
1 Gbps2.4 Gbps1 Gbps2.4 Gbps
IPv4 経路数1.5M1.5M1.5M1.5M
IPv6 経路数1.5M1.5M1.5M1.5M
NAT セッション数1.5M1.5M1.5M1.5M
VRF4000400040004000
IPsec Tunnel700700700700
ラックマウントTray別売りTray別売り標準対応標準対応
ファンファンレスファンレスありあり
電源冗長n/an/aオプションのPSUで対応オプションのPSUで対応

Throughputに着目すると、搭載メモリが多いC8235-G2とC8235-E-G2ではThreat Protection(100% DIA-NAT + NGFW + IPS + URLF + AMP)を使用する場合に優位性があります。NIM Slotでのインターフェース拡張に対応するC8231-E-G2とC8235-E-G2では、ビルトインと合わせて4x 10G SFP+などのインターフェースも構成可能です。

OSについての留意点は8100と同等ですが、特にEoLを控えるISR4200/4300などからのリプレースについては、対応する最終リリース(17.12.6)で比較しても一部に大きな差異が発生しておりますので、Release Notesを適切にご確認下さいませ。

【モデル展開】Large Branch

この記事の執筆時点(2026年2月2日)では、以下の2モデルがラインナップされています。

C8355-G2

C8355-G2 Front View

C8375-E-G2

C8375-E-G2 Front View

各モデルについて、選定へ大きく影響する特徴をまとめました。

ModelC8355-G2C8375-E-G2
WAN Ports2 x 10G SFP/SFP+
2 x 5G mGig RJ45 (2x UPoE+)
2 x 10G SFP/SFP+
4 x 2.5G mGig RJ45 (2x UPoE+)
Flex Ports2 x 5G mGig RJ45 (2x UPoE+)
2 x 1G RJ45
n/a
(NIM Slot、SM Slotで対応)
LAN Ports2 x 10G SFP/SFP+n/a
(NIM Slot、SM Slotで対応)
OOB Mgmtn/a1x RJ-45
Expansion Slotsn/a1 x NIM
1 x SM
Cellular Slot1x PIM1x PIM
DRAM16GB RAM16 GB (default)
Upgradeable to 32 GB
Throughput
Forwarding (512B)
38 Gbps38 Gbps
Throughput
IPsec (512B)
20 Gbps20 Gbps
Throughput
SD-WAN (512B)
8.7 Gbps12 Gbps
Throughput
Threat protection
(EMIX)
3.9 Gbps7 Gbps
IPv4 経路数2M2M
IPv6 経路数2M2M
NAT セッション数1.5M1.5M
VRF40004000
IPsec Tunnel35003500
電源冗長標準対応標準対応
DC電源非対応対応

8200と同様に、最大の搭載メモリが多いC8375-E-G2ではThreat Protection(100% DIA-NAT + NGFW + IPS + URLF + AMP)を使用する場合に優位性があります。また、C8375-E-G2はNIM SlotとSM Slotでのインターフェース拡張に対応するため、4x 10G SFP+とUADP ASICを搭載した22 PortsのCatalyst L2 Switchモジュールを組み合わせたインターフェースなども構成可能です。

OSについては8100/8200と異なり、この記事の執筆時点(2026年2月2日)でSuggestedとマークされている17.15.4c(MD)を選択可能です。

【モデル展開】Campus

この記事の執筆時点(2026年2月2日)では、以下の2モデルがラインナップされています。

C8455-G2

C8455-G2 Front View

C8475-G2

C8475-G2 Front View

各モデルについて、選定へ大きく影響する特徴をまとめました。

ModelC8455-G2C8475-G2
WAN Ports8x 1 GE (SFP)
2x 1/10 GE (SFP+)
2x 10/25 GE (SFP28)
8x 1 GE (SFP)
8x 1/10 GE (SFP+)
4x 10/25 GE (SFP28)
OOB Mgmt1x RJ-451x RJ-45
DRAM32GB RAM32 GB (default)
64 GB
Throughput
Forwarding (512B)
Up to 67 GbpsUp to 91 Gbps
Throughput
IPsec (512B)
Up to 31 GbpsUp to 45 Gbps
Throughput
SD-WAN (512B)
Up to 15.5 GbpsUp to 21.7 Gbps
Throughput
Threat protection
(EMIX)
Up to 9.5 GbpsUp to 10.9 Gbps
IPv4 経路数5.8M5.8M
IPv6 経路数5.8M5.8M
IPsec Tunnel35003500

C8200/8300と同様に、最大の搭載メモリが多いC8475-E-G2ではThreat Protection(100% DIA-NAT + NGFW + IPS + URLF + AMP)を使用する場合に優位性があります。EoLを控えるASR1Kなどは後継機種がC8500の第1世代と位置付けられていますが、C8400-G2もある程度のIPsecやBGP Peerを終端するセンタールーターとしての使途で採用され得るスペックを有しているため、10G/25GでIOS-XEを搭載するアグリゲーションルーターとしてもご検討を頂けるかと思います。

C8100/8200/8300/8500を含め他のモデルと比べた特徴的な点として、C8455-G2のみMeraki専用モデルであるC8455-G2-MXが展開されています。従来のMXシリーズと同等の機能を備える高性能な製品として、Meraki MXを使用する比較的大きなサイトで有力な選択肢となると感じます。

OSについてはC8300と同様に、この記事の執筆時点(2026年2月2日)でSuggestedとマークされている17.15.4c(MD)を選択可能です。しかし、ASR1Kからのマイグレーションとして検討する場合は、サポートされている最終リリースが17.9.xのため、差異にご留意ください。

【モデル展開】Data Center

この記事の執筆時点(2026年2月2日)では、以下の2モデルがラインナップされています。

C8550-G2

C8550-G2 Front View

C8570-G2

C8570-G2 Front View

各モデルについて、選定へ大きく影響する特徴をまとめました。

ModelC8550-G2C8570-G2
WAN Ports12x 1/10GE (SFP+)12x 1/10GE (SFP+)
2x 40GE (QSFP+)
2x 40/100GE (QSFP28)
※最大で240GEまでのポートを使用可能
OOB Mgmt1x RJ-451x RJ-45
DRAM32 GB (default)
64 GB
32 GB (default)
64 GB
Throughput
Forwarding (512B)
Up to 115 GbpsUp to 190 Gbps
Throughput
IPsec (512B)
Up to 48 GbpsUp to 63 Gbps
Throughput
SD-WAN (512B)
Up to 19 Gbps21 Gbps
IPv4 経路数8M8M
IPv6 経路数8M8M
NAT セッション数16M16M
VRF80008000
IPsec Tunnel1000010000

やはりスループット性能はより高速なインターフェースを搭載するC8570-G2に優位性があります。EoLを控えるASR1KやC8500 第1世代の後継と位置付けられているだけあり、IOS-XEを搭載するアグリゲーションルーターとしては最良な選択肢となるかと思います。

OSについてはC8300と同様に、この記事の執筆時点(2026年2月2日)でSuggestedとマークされている17.15.4c(MD)を選択可能です。

【ライセンス】簡略化された体系

従来の8200 Series Router 第1世代(8000 Series Edge Platforms)では、使用する機能と必要なスループットに合わせて細分化されていました。

【Autonomous】従来のISO-XEルーターとして使用する場合

OS Essentialsでも標準的なL2/L3機能やSecurity機能(ZBFWなど)やService機能(FnFなど)は使用可能ため、Routing Advantageが必要となるかについては、以下のような機能や性能の要否で判定できます。

  • ・MACSecに加えて、TrustSecETAやL7 Firewallなどのセキュリティ機能を使用するか
  • ・NBAR、SD-AVCなどのサービス機能を使用するか
  • ・MPLSやSRv6、VXLAN、EVPNなどのL2/L3機能を使用するか
  • ・CUBEなどUnified Communicationの機能を使用するか

また、サブスクリプションライセンスは製品のクラス毎に定められた単一の品番となっています。

Platform ClassCisco Routing Advantage サブスクリプションライセンス
<Small>
C8130-G2
C8140-G2
C8151-G2
C8161-G2
LIC-ROS-S-A
<Medium>
C8231-G2
C8235-G2
C8231-E-G2
C8235-E-G2
LIC-ROS-M-A
<Large>
C8355-G2
C8375-E-G2
LIC-ROS-L-A
<X-Large>
C8455-G2
C8475-G2
C8550-G2
C8570-G2
LIC-ROS-XL-A

※Routing Advantageはサブスクリプションとしながらも単一期間(84ヶ月:7年間)での提供となっています。

【Managed】SD-WAN Controller Modeで使用する場合

Autonomousと異なり、サブスクリプションライセンスなManagedではWAN EssentialsでもSD-WANとして必要な各機能やSecurity機能(L3-L7 FW、Application Policy、MACSecなど)やService機能(SD-AVC)などが使用可能ため、WAN Advantageを選択するかについては、以下のような機能が必要であるかでご判断頂ければと思います。

  • ・Multi Region FabricやSD-WAN Remote Accessなどの拡張トポロジーが必要か
  • ・VPN毎のQoSやAdaptive QoSに加えて、Dynamic On-Demand Tunnelなどが必要か
  • ・M365などクラウドやSaaSへの拡張機能が必要か
  • ・ダッシュボードでのアナリティクスやAIOPsが必要か

このサブスクリプションライセンスについても、製品のクラス毎に定められた単一の品番となっています。

Platform ClassCisco WAN Essentials
サブスクリプションライセンス
Cisco WAN Advantage
サブスクリプションライセンス
<Small>
C8130-G2
C8140-G2
C8151-G2
C8161-G2
LIC-CSWAN-S-ELIC-CSWAN-S-A
<Medium>
C8231-G2
C8235-G2
C8231-E-G2
C8235-E-G2
LIC-CSWAN-M-ELIC-CSWAN-M-A
<Large>
C8355-G2
C8375-E-G2
LIC-CSWAN-L-ELIC-CSWAN-L-A
<X-Large>
C8455-G2
C8475-G2
C8550-G2
C8570-G2
LIC-CSWAN-XL-ELIC-CSWAN-XL-A

※WAN EssentialsとWAN AdvantageにはCatalyst SD-WAN Manager/Orchestrator/Controllerの使用権が含まれています。

また、ライセンスを追加することでCloud/Cloud Proを環境に応じてご選択頂けます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ASR1KからISR4000、そして8000と世代を重ねる中で、従来のAutonomousとSD-WANが統合されるなどIOS-XEルーターも進化してきました。今回の第2世代となる8000シリーズも増大するWAN需要に合わせてスペックを斬新して登場し、様々な環境て推奨できるモデル展開となっていると感じます。

また、従来のIOS/IOS-XEルーターからIPSは提供がありましたが、Secure Routerと銘打たれている通り、SD-WAN Controller ModeではNGFWのようなセキュリティにも対応するなど、ただのルーターにとどまらない機能が提供されています。

今回の記事ではルーターのラインナップやライセンスなど、プロダクトの概要をご紹介させて頂きました。エンタープライズでのご利用は当然ながら、マネージドサービスなどのCPEに求められる機能も充実しているため、あらゆる形態でユーザー様がメリットを得られる製品であると感じています。

この記事が、ご覧いただいた皆様へ少しでもお役に立てば幸いです。

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